中国生活 1989年

 1989年1月5日(木)

 朝から夕方まで雪が降った。ちょうど1週間前もかなりの雪が降った。雪質の印象は、サラサラしていて、雪玉を作りにくいという事だ。

 雪景色の故宮を写真に収めたいと思い、お昼前に授業を抜け出し、故宮へ向かった。

 留学中旅行の為に何度も1週間程度授業をさぼる事があったが、留学生の中ではかなり勉強した方だと思っている。夜自分で勉強する他に週に4回3名の先生から「補習」を受けていた。

 88年の3月まで1時間6元で受けれる先生もいたと聞いたが、4月以降は1時間安くても8元となった。

夏以降は、安くて10元となった。私は、10元、12元の先生より補習を受けた。先生ごとに授業内容を変えていた。

 当時先生達のほとんどは海外へ中国語を教える為に派遣される事を望んでいた。純粋にお金を稼ぎたいという先生の他に派遣された海外に住み着く事を希望しる先生もいた。

 実際、私の補習をしてくれた先生たちで、一人はアメリカ、もう一人はフランスへと派遣され、最終的に中国へ戻って来なかった。

中国生活30年

1988年より現在まで、30年近く中国で生活。当時の日記、写真などを基に現在までの中国の変化を紹介するブログ。

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